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全世界に恥をさらした中川昭一が、21年度予算案および関連法案の衆院通過後に財務・金融担当相を辞任すると、表明した。
麻生首相は昨夜、中川を呼び、続投を指示したばかりだ。
想像するに、
A: 困ったなぁ、昭ちゃん。あれ、あそこでやっちゃったのは、まずかったなぁ。
N: いやぁ、ほんと、すみません。
A: うーん。あれだよ、てぃーぴーおー? つまり、タイミング? だな。
N: はぁ・・・。
A: 俺と昭ちゃんの仲だからさ。・・・俺、このあとぶら下がりでは「続投」って言っとくからさ。
N: すみません・・・。
A: 予算だけは何とかしないとなぁ・・・。
N: ・・・そうですね。
A: だからさ、うーん。まぁ、あれだよな、診断書だな。なんとなかるでしょ?
N: まぁ、それは・・・なんとかします。
A: そうだな。早いほうがいいんだよな。・・・予算、・・・予算・・・
N: ・・・
A: 明日はヒラリーだしなぁ、・・・そうだな。うん、じゃ、明日さ、なるべく早めに、昭ちゃん会見して・・・
N: ・・・
A: あれだよ、予算。通過したら辞めるってことで。
N: 通過まで・・・っすか?
A: そうだよぉ。・・・さけ、あぁ、いや、風邪じゃあ、ずっと病院ってわけにもいかんだろー・・・通さんと、俺も、きついしな。
N: えーと、辞めるのは、財務のほうだけっすか?
A: うーん。その辺は任せるよ。
N: ・・・わっかりましたぁー・・・。
A: ははは、まぁさ、あれだよな。俺のあとはコレで無理になっちゃったけど、そのあと・・・なっ。はっはっは。
N: ・・・あは・・・。
A: まぁ、終わったら、また、ゆっくり飲もうや。・・・あれだよ、今夜は・・・飲んじゃダメだよ。・・・まぁ、バレないように・・・はっはっは。
この会話、あくまで空想ではあるのだが、こんなもんだろう。
事実、本日午前に予定されていた衆参の予算委員会は、肝心の中川が、昨夜麻生と会ったあと立ち寄った病院に、今朝あらためて診断書を取りに行ったとかで休会となってしまった。
戦後二番目のマイナス成長率を記録したばかりの我が国に、すでに多大な損害を与えているのである。
麻生としては、こだわりの予算案との引き換えに、中川の首を差し出してるつもりなんだろうが、成立させたとしても、そもそも総理の実績として胸を張れるような良案ではないのだ。
酔いどれ中川問題については、昨日麻生自らが罷免しなかった時点で、すでに総理としての危機管理能力も政治戦略も窺えない。
中川が「直ちに」と言いつつも、もたもたとした会見をしているちょうどそのころ、中曽根文弘外相との会談を終えたヒラリー・クリントン米国務長官は、今月24日に麻生をホワイトハウスに招くと明かした。
歴史的な黒人初の大統領と初めて会談する外国首脳 ─ これが麻生太郎の名を後世に残せる唯一の史実となるであろう。
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