赤坂タイムラー

守秘義務に関する罰則は重いのか?

公開日
文責
アカサカ ヒカル

めざましテレビ曰く、「守秘義務に関する罰則は、重すぎるのではないか…」

裁判員に対して課せられる守秘義務に違反した際の罰則 ─ 罰金50万円以下または懲役6ヶ月以下 ─ についてのコメントである。

こうした論調は一部の政治家や法曹関係者からも出ているようだが、はたしてそんなに重い刑だろうか。

守秘義務すら守る自信がない人間が、安易に裁判員を引き受けられる制度のほうが問題なのではなかろうか。

すでに2事案実施された裁判員裁判の裁判員たちは、みな一様に「他人の人生を左右することへの責任の重さ」を感じていると言う。

感じているにも関わらず、押しつぶされそうだとでも言いたいのか。

その責任が重いからこそ、守秘義務を守れる自信がないと言うのは、一見論理的なようで、至極無責任かつ矛盾と偽善に満ちた言い分である

そんな輩には、裁判でなくとも、安易に個人的な相談などしないようお勧めする。

雇用契約しかり、友人関係しかり、日常的な生活の中でも、守るべき秘密はあろうというものだ。

ましてや裁判ともなれば、義務化されて当然のこと。

罰則を「重い」と言ってしまうのは、破ることを前提とした感想なのであって、そんな感覚の人間は、そもそも人道的に信用がおけないと考えるのが当然ではなかろうか。